このコインは紀元前4世紀〜3世紀頃にタレントゥムにて発行されたジドラクマ銀貨です。
状態はEFです。
イタリア半島にはギリシャ人による数多くの植民都市が形成されローマの支配が及ぶまでは本国同様に個性溢れたコインを発行していました。
大変希少なコインです!
是非ご検討下さい。
〜タレントゥムについて〜
南イタリアの都市で現在のターラント。タラスとも言う。長靴状のイタリア半島の土踏まずにあたるところにあり、イオニア海に面している良港である。前8世紀にギリシアの有力ポリス、スパルタの植民市として建設された。
タレントゥムは、スパルタが建設した唯一の植民市であるが、前5~前4世紀、南イタリアはマグナ・グラエキア(“大ギリシア”の意味)といわれたほどギリシア人の移住が多く、ネアポリスやシラクサなど、沢山の植民市がつくられたが、イタリア半島南部でのギリシア系都市の中心として繁栄したのがタレントゥムであった。
タレントゥムには次のような都市建設伝承がある。タレントゥムを創建したのはタラスという若者であった。タラスは海神ポセイドンの息子であったが、難破船から父の使いのイルカに助けられ、イルカに乗ってたどり着いた場所に町をつくった。それがタレントゥムであるという。前5世紀前半にタレントゥムで鋳造された貨幣には、イルカに乗った青年タラスが描かれている。<『貨幣が語るローマ帝国史』2018 中公新書 p.12-13>
こちらのコインは私自身が鑑定に出して鑑定から帰ってきたばかりの物ですのでコインオークションなどを通じて多くの人の手を渡ってきたものではありません。
その為、スラブケースはほぼ新品同様となっております。
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